こんにちわ。星野紫音です。
HSPや内向的な性格だけど、文系だから営業職に就職した人は多いのではないでしょうか。
いざ入社して実際に仕事を始めたら、「自分はやはり営業が向いてないんじゃないか」と感じ始める人も多いと思います。
そうなった時に、果たしてこのまま働き続けるべきか、それともほかの職種に転職するべきか、迷いどころではありますよね。
今回の記事では、迷った時の3つの選択肢と、それぞれの選択肢に適している人とやるべきことをお伝えします。
営業に向いてないと思った時の3つの選択肢とは
3つの選択肢とは以下の通りになります。
②他社の営業職に転職する
③違う職種に異動・転職する
ではそれぞれ詳しく解説していきます。
それぞれの選択肢に適している人とやるべきこと
①今の会社で頑張ってみるべき人
今の会社で頑張り続けるべき人は以下の通りです。
・ノルマのプレッシャーが辛い人
・人と接するのが苦手な人
ノルマを達成できない&プレッシャーが辛い人のやるべきこと
ノルマを達成できてない人やプレッシャーが辛い人は、まずはどうしたらノルマを達成できるのか、プレッシャーを感じなくなるのかを考えましょう。
辛い仕事から逃げたくなる気持ちは痛いほどわかります。
しかし、ちょっとした挫折から逃げれば、逃げ癖がついて一生成長することができません。
仮にその状態で転職できたとしても、次の会社で同じように挫折した時にうまく対処ができません。
そのために、転職を考えるより、どうすれば営業スキルを高められるのかに重心をおき、全力で注いでみましょう。
例えば営業成績がトップの人に頼んで同行させてもらって、その人がどうやって仕事を取ってきてるのか自分の目で確認します。
そして自分に真似できそうなところをどんどん真似していきましょう。
人と接するのが苦手な人
人と接するのが苦手だから営業職を辞めたい人は、「人と接するのが苦手」という意識を一旦捨てましょう。
HSPや内向型の人は外向型の人に比べたら、口下手の印象が強いですよね。
HSPや内向型の人は自分から話をするのが苦手ですが、聞き上手です。
他人の身になって物事を考えるのも得意です。
だから、一見大人しすぎるから営業が向いてないように見えますが、うまくHSPと内向型人間の特性を活かせば、外向型よりも営業が向いてると捉えられます。
営業は苦手だという意識を捨てて、口下手だからこそより相手の言葉に耳を傾けるという強みを活かして頑張りましょう。
②他社の営業職に転職するべき人
今の会社ではなく、他社の営業職に転職するべき人は以下の通りです。
・商品やサービスに対するクレームが多い場合
・社内の営業スタイルが合わない人
・営業形態を変えたい人
自社商品やサービスを好きになれない人
HSPや内向型の人は罪悪感を感じやすいです。
そのため、心からいいと思っていない商品を売りつける時は躊躇しがちです。
その状態で営業をしてもたくさん売れるわけがありません。
明らかに欠陥がある商品やサービスを売ったところで、心のどこかで悪いことをしたかのように嫌な気持ちになります。
だから、自分がいい・好きだと思える商品やサービスを売るために、他社に転職したほうが心身の健康のためにもなります。
商品やサービスに対するクレームが多い場合
当たり前ですが、商品やサービスに欠陥がある場合はクレームも多くなります。
その際はクライアントから直接クレームを受けることも多いでしょう。
商品やサービスの欠陥はあなたのせいじゃないのに、まるで自分が責められているような感覚に陥ってしまいます。
その結果、心が病んでしまいそうになります。
仕事に対するモチベーションも下がり、ますます成績が悪くなっていきます。
この悪循環から脱出するために、今の会社から離れる必要があります。
社内の営業スタイルが合わない人
会社によって営業スタイルが異なります。
例えばA社は数字を最重視していて、本当はB商品のほうが顧客のニーズに合ってるのに、C商品のほうが利益が高いからC商品を薦めることはよくあります。
もしくは社内の売上目標を達成するために、顧客に嘘をついて買わせる会社も存在します。
顧客のニーズよりも自社の利益を優先するような会社ははっきり言ってHSPや内向型の人に向いていません。
売るたびに罪悪感を感じるなら、一層辞めてちゃんと顧客を大事にする会社に転職するのが一番理想です。
営業の形態を変えたい人
営業にもいろんな形の営業方法があります。
・自宅や企業に足を運ぶ飛び込み営業
・完全にB to Bのルート営業
など。営業の形態によってキツさが全然変わります。
HSPや内向型の人にとって、新規営業はしんどい仕事です。
反対にルート営業は決まった顧客を相手にしているので、既存の顧客のニーズを満たすのがメインの仕事です。
HSPや内向型人間は共感力や聞く能力が高いですから、外向型人間よりも顧客のニーズに合う提案ができる可能性が高いです。
もし今新規開拓営業をやっていて、しんどいなぁって感じたら、ぜひルート営業にシフトチェンジしてみてください。
③違う職種に異動・転職すべき人
完全に営業を辞めて違う職種に変えるべき人は以下の通りです。
・ストレスで鬱になりそうな人
・ほかにやりたいことができた人
もう営業は懲り懲りの人/ストレスで鬱のなりそうな人
嫌な仕事を無理やり続ける必要はないので、「もう営業はやりたくない!」「営業の仕事自体がストレス」って人は少しでも若いうちに違う職種に転職しましょう。
年を重ねるほど未経験の職種に転職しづらくなるので、1日でも早く営業職以外の仕事を探しましょう。
ほかにやりたいことができた人
ほかにやりたいことができた人は、思いっきりチャレンジしてみるといいでしょう。
若い頃はいくらでも新しいことに挑戦できるので、その経験はいつか役に立つことができます。
一度きりの人生なので、やりたいことがあったらどんどんやっていきましょう!
最後に
HSPや内向型の人は営業に向いてないと思われがちですが、強みを活かせば十分能力を発揮することができます。
しかし、能力を発揮できるのは適切な環境のみです。
もし会社の環境が合わないなら、強みを活かすことができません。
そのため、今の会社が自分に合うかどうかが大事なポイントです。
将来後悔することのないように自分のやるべきことを見極めて行動してくださいね!