こんにちわ。星野紫音です。
私自身新卒で入った会社でも転職した会社でも「社内ニート」を経験しておりました。
「頑張って稼ぐぞ!」と意気揚々に入社したのに、ろくに仕事を与えられず、ひたすら「暇」な時間をつぶしていました。
人手不足の企業が多い中、残念ながら新人を採用しても現場ではきちんと教えられないケースはかなり多いのが現状です。
この記事を読んでいるあなたも、仕事を教えてもらえず、毎日会社で何をすればいいのかわからないと悩んでいるのではないでしょうか。
社内ニートのプロの私が、過去の経験を基づいて暇な時にやるべきことを紹介していきます。
暇な時にやるべきこと4選
これからお伝えする方法はどれも簡単ですが、社会人としてやっていくのに大事なことばかりです。
読んだ後にぜひ実践にして試してみてください。
自分自身に問題はないか振り返る
まずは上司や先輩、会社のせいにする前に、自分の過去の行動を振り返ってみましょう。
上司の立場から考えると、自分の部下が問題のある人間だとしたら、教える気が起きないし仕事を振りたくないのも当然です。
問題のある新人って具体的にどういう特徴があるのかと言いますと、主に3パターンがあります。
②教わったことを覚えない
③電話を取らない
自分から動かないいわゆる指示待ちの状態が長く続いたり。
前に教わったのに何回も同じ質問を繰り返して聞いたり、教わったことがちゃんとできなかったり。
電話が鳴っても聞こえないフリをして積極的に取らなかったり。
もし上記の内容に心当たりがある人がいたら、今からでも遅くないのでしっかり反省して行動を改めましょう。
そんな行動を取っていたら、上司から「やる気のない人」レッテルに貼られて、見切られてしまい仕事を任せてもらえません。
その結果、暇な時間が生まれるわけです。
積極性をアピール
ではやる気がない人間のイメージから脱却するには、どうすればいいのでしょうか。
やり方はとても簡単です。
上司や先輩、近くにいる人、頼れそうな人にひたすら「何かお手伝いすることありませんか?」と聞いて回ることです。
ポイントは聞く順番です。
まず一番初めに必ず上司に聞くべきです。
もし上司から特に仕事はないと言われたら、次は先輩、同じ部署にいる人の順に聞いてみてください。
そのうちの一人から何か業務をもらえれば十分ですし、もし誰からも業務をもらえなかったとしても、積極性をアピールできたはずです。
1度や2度で満足せず、毎日暇な時間があれば聞いて回ってください。
そのうち「あの新人はやる気が満ち溢れていていいね」と好印象を持たせることができますし、いざ手伝ってほしい業務がある時は向こうから声をかけてくれるようになりますよ。
スキルアップにつながることを勉強する
もし全員に聞いてまわって、結局仕事をもらえなかった。
もしくはもらえたけどすぐに終わってしまってまた暇になったって時は、スキルアップのために自主練してください。
・ビジネスマナー、敬語
・エクセル、ワードやパワポ
・業界・社内製品に関すること
このように新人のうちに勉強するべきことがたくさんあります。
ぼーっとする時間がもったいないほどできることは盛り沢山だから、むしろ暇な時間を有効活用して、高みを目指していきましょう。
信頼できる人を探して相談する
社内で友達を3人作れば、幸福度が96%アップすることが研究で判明されています。
まずは1人でもいいから、社内で気を許せる人を見つけてみてください。
ランチタイムに一緒にお昼ご飯を食べながら愚痴を言い合える仲間がいれば、心強いと思いませんか?
社内でちょっと立場が偉い人を味方につければ、現状が改善されることも期待できますし。
味方を増やすことはメリットしかないので、ぜひ積極的に社内の人とコミュニケーションを計らってみてください。
暇な時にやってはいけないこと3選
ここまでは暇な時にやるべきことを4つ紹介しましたが、逆にやってはいけないことが3つあります。
②ぼーっとして暇をつぶす
③上司や会社に期待すること
それでは一つずつ詳しく解説していきます。
業務に関係のないことはやらない
例えばスマホをいじることやネットサーフィンは絶対厳禁です。
自分はバレていないと思っても、案外周りの人は気づくものです。
やり続けると気づかないうちに自分の社内評価が下がってしまうので、ますます仕事を任せてもらえなくなる可能性があります。
会社は学校と違い、勤務時間中は給料が発生しているわけです。
陰で「あの人は給料泥棒だよね」って言われないために、会社で業務と無関係なことは極力しないようにしましょう。
ぼーっとして暇をつぶす
自分のデスクで何時間もぼーっとしてると、「あの人はやる気がないよね」と思われても仕方がありません。
積極性をアピールするには、「今あの人暇なんだな」って気づかれないようにする必要があります。
自分から仕事を見つける努力をしていきましょう。
上司や会社に期待すること
「今はきっと上司が忙しいから手が回らないだけで、そのうち面倒を見てくれるようになるでしょう。」
「上司が新人教育をしないなら、会社側が黙ってるわけがない。人事がなんとかしてくれるでしょう。」
と考えるのは危険です。
人間はそう簡単に変われることができないので、たとえ上司に余裕ができたとしても、新人の面倒を見ることはしません。
会社側や人事も新人のために動いてくれません。
悲しいですが、これは紛れもない事実です。
だから、「そのうち良くなる」という考えを今すぐに放棄して、自分から行動をおこしていきましょう。
転職はあくまで最終手段
感情的に辞めると転職が不利になります
いくら自分が努力しても周りの人が変わる様子がなく、状況も改善される見込みがない場合もあります。
そんな時はつい辞めたいって感情が現れますが、勢いで会社を辞めてはいけません。
次の転職先が見つかるまでは、しんどくても会社に行くことが大事です。
一度離職すると、経済的にも打撃を受けますし、転職も短期間で終わらせようと焦った結果、転職が失敗する可能性が断然高くなってしまいます。
ここまで紹介してきた方法をすべてやり遂げても状況が変わらないのは、上司や会社の責任であって、あなたのせいではありません。
頑張って会社に行きながら、水面下で転職活動を行いましょう。
退職を迷ったら転職エージェントに相談を
転職活動は1人でやるには限界があります。
だから、プロである転職エージェントに頼るのが必須です。
転職者は無料で利用できますし、転職すべきかどうか迷っている段階でも、気にせず相談しに行きましょう。
世の中にいろんな転職エージェントがありますが、20代や第二新卒におすすめの転職エージェントを下記の記事に5つまとめてあるので、ぜひ参考にしてみてください。
【20代必見】第二新卒にオススメの転職エージェント5選。